フランス旅行の記録:5日目
8時半ぐらいに目が覚めて、ゆっくり準備して9時半に出発。
今日は
の流れを予定してます。
フランスの警察署に行ってきた
まずTuileries(チュイルリー)駅まで行って、警察に盗難届を出してもらうよ。
昨日、ガイド氏に日本人慣れしてる警察署の場所を教えてもらったので超助かる。
ちょっと迷ったけど無事着いた。
・・・と思ったら暗い!?えっ閉まってる!?
ウッどうしよう。。。
と、向かいの堀に腰かけてたら、郵便局の人がやってきて、ドアを開けて入っていった。
図らずもこれで開いてることが分かったので(ラッキー賞)おじゃまします。
指さし会話帳的なもので、盗難届がほしいことをアッピール。
何枚か書類に英語で記入し、20分ぐらい警察の人がパソコンぽちぽちしてるのを待つと、盗難届の控えをもらえた。
ワーイ。
安定のスタバ。
時は10時半過ぎ。
目星をつけていたラザニアのテイクアウトのお店を見つけたが、オープンが11時のようだった。
少し待ってみて、11時を過ぎても、案の定というか開く様子がない。
一組のカップルがお店のウィンドウをしばし覗き込み、去ろうとしていくので声をかけた。
すみません…あそこ閉まってます??
閉まってるわ。また後でだね。
おぅ。。。
しゃーないのですぐ側に見えたスタバへ。
おるわおるわ捕食を待つばかりの安心サンドの数々がぁ
適当なサンドとカフェラテを注文。
2人用のソファ席で食べ始める迷惑な客と化す。
こどもに取っ捕まるなど
予定では、ここからRER(JR的なやつ)オルセー駅までタクシー…と思ってたが、見渡す感じ、乗り場がない。
フランスに流しのタクシーは無いそうだし、見つかるまで歩くか。
途中、乗り場見つけたんだけど車停まってないのともう近いよね…と思って、歩き切ることにした。
ほどなくして見えてくるセーヌ川。
ホテル出た時は身が縮むほど寒かったけど、気持ちいい青空が広がってすっかりいい天気だ。
初秋の日差しを浴びたセーヌ川はきらきらと微笑んでいるようで、あー歩いて正解だったな~などと。
橋の上でハタチぐらいのインド系女子に話しかけられる。
車椅子のマークがあって、何か署名を集めてるみたいだった。
適当なことを書いてあげた。
それだけでサラっと離れられたので良いと思ったんだけど、オルセー駅に入るところでも同じ紙を持った子供が何人も立ってて…
同じようなことを書いたら募金が必要っぽいことを言われ、断ったけどしつこかったな。
中学生くらいの男の子に強めに食い止められたのでちょっと威嚇。
結局だいじょぶだったのでよかった。。。こわかった。
ホームに着いてリュック見たら前ポケットが開いてた。
んや自分が閉め忘れてただけかも?よく覚えてない。
でもなんか取り囲まれたような気がするから開けられたのかも。
中はティッシュとかなので。。。
やっぱりここには絶対大事なものいれちゃダメだな。。
RER Gare du Musée d'Orsay駅ホーム、人がいない
ヴェルサイユ宮殿行きと思われる列車が来たので乗り込む。
時は12時半。
ちゃっと見てすぐ帰って18時閉館のオルセー美術館・・・・がんばります。
ヴェルサイユ宮殿は広かった(白目)
ヴェルサイユ宮殿、あ〜宮殿は一通り回ったよねと一息ついて地図よく見たら、ここ入り口じゃん!!!!???ってなった。
かなり急ぎめで回ったんだけどそれでも庭みる時間もないわ。。。?
ルーブル美術館でもナポレオンの客間の絢爛な感じがヤバかったけど、ここはそれが無限に続く。
そんな感じかなあ。急いでたのもあってこういうものか~って感じでした。
人物の撮影スポットとしてはいいと思う
お庭を回る汽車、プティトランの乗車場からちらーっと見えるお庭を眺めて、切り上げることにした。
途中でお水を買って、駅へ。
カルネの切符、使えないみたいだった。
パリからはこれで来たのに。
仕方ないので券売機だ。
本当にわからん、わからんけど9.9割の勘で、よどみなくピッピッと買う。
さっきまで分からなそうにウロついていた後ろの夫婦からは分かってる人に見えたのか、え、これって~、。。。って質問されたけどこっちは何言ってんのかが分かんないので逃げた。
列車の案内もまた不親切で、たぶん。。。ってやつに乗る。
15:10発。ギリ間に合えオルセー鑑賞~~~~
入ってくる人も
~~行きますか?いやわかんないです。みたいなやり取りしてて、皆全体的にわかってないw
走り出してすぐ、係員がきて切符をチェックしていった。
大丈夫だった。やたっ
すいません、オルセー美術館停まります??
停まるよ、大丈夫だよ。
ヨカッタ。
オルセーついたら2時間ないぐらいか。がんばろ。
誰だよオルセー2時間でもいけるって言ったやつ!!
おいいいいい!!
ぜんぜん間に合わねーじゃねーか!!!
てか、オルセー美術館は最高だった!!!!!!!!
ルーブルの100倍アガった!!!!!!
写真NGなのがほんと惜しいな。
せめてメインフロアの風景写真だけでも撮りたかったなああ。
一番感動したのはゴッホ!!
「星降る夜」、最高すぎた。。。。。
オーディオガイドで自画像の説明聞いて、ゴッホの真っすぐで不器用な人柄が垣間みえてウッちょっと泣けてきた。。。
有名だよね~ぐらいにしか思ってなかった、ゴッホの絵、とても好きになった。
というか思ったのは、ゴッホに限らず、モネやルノワール、セザンヌとか、世界的に有名とされる画家って、単にキャッチーとか分かりやすいとかって事じゃなかったんだなぁと。
美術系の学校でておいて恥ずかしいんだけど。
本物を見ると、なんだろう、桁違いの気迫があるというか。
他のあまりメジャーじゃない作家の絵と比べて、明らかに違う。
何が違うって言われると無学で困ってしまうんだけど。。
Anyway.
本物以外はサムネみたいなもので、知らないのとほぼ同じだなと思った。
本物はファンタスティック!
圧倒的実存!伝わる思い!
本物見ないと何も始まらないんだな。
他にもゴーギャン、ドガ、シスレーやガレの作品、モンサンミッシェルで見たミカエル像なんかもあった。
彫刻もたくさん展示されていて、これがまた良かった。
骨の髄まで現代人の自分が見てもPOPでクールで、洗練されてる。
フィギュアだよねこれっていう。
わーわー。
アールヌーボーの調度品やいろんな工芸品も面白かったし。
とても2時間では見きれないんですが。。。。。。
閉館まで粘って、ショップもさらっと見ておわり。
興奮がやむと途端に疲れが…
疲労と空腹と目の疲れですごい形相になるなままな。
体を引きずるようにして飯屋を探すかとりあえず帰るか歩いて考える。
朝降りたチュイルリー駅の入り口を都合よく見つけられたので、じゃもう帰るかあ====3
なんか近くにSUSHI SHOPってあったよね。と思い、帰路へ。
時は19時前。
どうでもいいけど自分で意外なぐらい「左側通行」が身に染み付いてた。
あ。ってなる。
ホテル至近のSUSHI屋
サーモンのちらし寿司が12ユーロ。
サラダとお味噌汁がついてる。
まあさ、添え物の味付けが好みじゃなかったりおざなりなのは許せるよ。
困るのは寿司ネタが良くない場合だよね。
その点、昨日の店もこの店も、添え物は微妙でもネタはまともだと思った。
どこ産かまではあまり考えたくないけども。
お味噌汁は今日のほうが美味しい。
時間をかけて完食。
終始お客が私1人だった。
中国人で、小学生の息子ひとりの三人家族なのかな。
ホテル帰って、しばらく休んでから、21時ごろに近くのスーパーへ。
財布と携帯だけ持ってプラプラゆっくり見て回るの、贅沢な感じあった。
お菓子とかフルーツのラインナップを冷やかしてから、大容量のお水とm&msを購入。
お水、値段書いてなかったんだけど、レシート見たら0.22ユーロってあって、えっ!?てなった。
安すぎない?
なんか知らないメーカーので、飲んだ感じあんま美味しいって感じじゃないから、なんか安いやつなのかもね?
m&msはあそなすさんのアドバイスで、道端で倒れそうなときのための食糧。
見たらメトロのホームの自販機にくまなく売ってて笑ったんだけど、スーパーだと225gが2.4ユーロでむっちゃお得。
メトロの自販機は110gが3ユーロとかだったかなあ。
水もだけど、わりと買う場所で値段が100円200円違うことが多いと思った。
帰って部屋から外を見たら、虹が出ていた。
おやすみなさい。