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なままなが覇王の道を歩み始めたブログ。

PC性能の見方を知る - 256INTERNS プラクティス

256INTERNS @fjord.lcc 、今週は"学習週"ということで、学習課題=プラクティスを順に取り組んでいこうと思います。

 

<PC性能の見方を知る>

内容:

・CPUがわかる

・メモリがわかる

・HDDがわかる

 

 

参考にさせて頂いたWebサイト※を熟読するのに並行し、自分用メモも書いていたのでそちらを下記に公開します。

もし勘違いしているところがあったら、ご指摘いただけると嬉しいです。

 

※PCハードウェア初心者の館 / カムライターオ様

http://homepage2.nifty.com/kamurai/index.htm

 

 ありがとうございました。

 

※あと、自分の中で、この手の話といえばこのイラスト!

(残念ながら作者さん不詳です。)

https://twitter.com/yui_0630/status/348272879101702145

 

 

 

CPUやHDD、あとSSDの事など今まで何となくしか分かってなかった事をザっとでも把握できた。

今史上最高パソコンに詳しい気分!!たのしい!!✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌

 

 

●CPU

セントラル・プロセッシング・ユニット(中央処理装置)。

→パソコンの中心となり、全体の処理・計算を行う「頭脳」。

 パソコンの中の人って感じかな。

 

※実際の形

平たいタイルのような形。

裏にトゲトゲがあって、それを基盤(マザーボード)の穴あなに嵌め込めばセット完了。

CPU=中の人が頑張っていると知恵熱を出しやすいので、

CPUの近くにはファン(扇風機)がある。それで冷やす。

 

★性能の基準

1)クロック数

~GHz(ギガヘルツ)ってやつ。

namamanaのMBPは 2.3GHz。

この数字が大きいほど、中の人の頭の回転がいい=処理が早い。

 

2)コアの数

よくデュアルコア(2)、クアッドコア(4)とか聞くやつ。

字の通りCPUの中心部分で、中の人の脳みそにあたる。

namamanaのMBPはIntel Core i7で、クアッドコア。

 

昔は1つのCPUに1つのコア。が当たり前だったけど、

今は1つのCPUに複数のコアがあるのが普通=マルチコア。

 

いろんなソフトを同時に動かすとき、複数のコアで分担すれば快適快速。

(マルチコアに最適化されてるソフトってのもあって、1つのソフトを複数のコアで使ったりもできる。)

 

*ただ、コアが多いぶん電力消費が多く、発熱しやすい。

ので、前は1つあたりのコアの能力を抑えるのが普通だったけど、

今はそのあたりの技術が進歩して、それぞれのコアの性能が上がってたり

よく使うコアの性能を一時的にブーストする機能なんかもあるみたい。

 

 

3)銘柄。

Intel社製と、AMD社製とがあって、性能や特徴がちがう。

 

Intel社→ Core, Celeron, Pentium など

AMD社→Phenom, AMD FXなど

 

どっち社のCPUが使えるかは、母体になるPCによる。

 

 

4)型番(プロセッサナンバー/モデルナンバー)

クロック数(~GHz)だけでは、今のCPUの特殊な性能を識別できないという理由から、独自の型番=プロセッサナンバーを使うようになったというお話。

 

※プロセッサナンバー→Intel社での呼び方。

 モデルナンバー→AMD社での呼び方。

 

基本的にはナンバーが高いほど、新しくて高性能。

 

例えば...

Intel Core i7 980X EE 

(百の位はCPUの種類、十の位が性能の度合い、一の位が派生とかバージョン)

 

AMD 8150

 (8000番代は8コア。クロック数が3.6GHzとか。しかし実際の性能はCore i7に劣るそうです。)

 

 

※プロセッサナンバーの特殊記号

型番に記号が付いている場合がある。

たとえば Core i7 2700K とか、Core i5 2540M とか。

 

K はCPUの性能(クロック数の最大倍率)を自分で調整できるもの。

M はノートパソコン用のもの。性能が低め=低電圧で発熱が抑えられてる。

 

他にもいろいろあるみたい。(S,T,X,Gとか・・・)

 

 

5)FSB(フロント・サイド・バス)

CPUがそれ以外のパーツとやり取りするスピードを示す。

脳の神経回路みたいなものかな。

同じクロック数GHzでも、コレが高いほうが高性能。

 

今は QPI, DMI, HyperTransport なんかも同じようなもの。

ややこしいので「データバス」と呼ばれることが多いそうです。

 

 

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長くなったのでCPUは一度この辺で。

さらに詳しいことは必要に応じて勉強しよう。

 

 

 

 

●メモリ

Memory / 情報を記憶するところ。

データを保存するパーツとしてHDDがあるけど、これは磁気によって物理的にデータを読み書きするものなので、処理が遅い。

 

なので、それとは別に一時的にデータを保存しておく場所を作って、

それとCPUがやり取りすると、処理が速い。

それがメモリ。

 

メモリの容量があるほど、たくさんのソフトを同時に動かしたり、大きなソフトでも快適快速に動かせる。

 

作業中にメモリが足りなくなると、その分をHDDに書き込もうとするんだけど、そのときのガリガリ音がする状態を「スワップ」というそうです。

 

基本的には、ソフトを終了すればその分のメモリは解放されるんだけど、

残っているものもあって、それが蓄積して処理が不安定になったりもする。

 

何時間もPC使ってると重くなったりするのはそのせい。

 

 

★メモリの性能。

1)容量

256MBとか1GBとか。

※1000MB=1GB。

 

4スロットあったら4つメモリを差せるんだけど、

小さい容量のを沢山差すより、大きい容量のを少なく差す方が

動作が安定するって話は聞いたことがある。

 

 

2)種類

DDR(ダブル・データ・レート)。1~3。

正式には DDR-SDRAM。 DDR3が今は一般的。

 

3)FSB(メモリーバス、バスクロック)

CPUのと同じく、コンピュータがデータをやり取りするスピード。

FSBの数値はマザーボードが対応してる数値を合わせる必要がある。

 

4)デュアルチャネル

同じ性能のメモリを2枚1組で使うことで、処理速度を高速化するもの。

差す時に対称に差さないといけないやつ。

トリプルチャネル、クアッドチャネルもあります。

 

5)CL / アクセスタイミング

CL = キャス・レイテンシ。

メモリのデータを転送する際のウェイト時間のこと。

CL5(アクセスタイミングなら5-5-5)とかがあって、数字が低い方が速い。

 

6)ECC

= エラーチェック&コレクト。

メモリに記録したデータに発生した細かいエラーを発見/修復する機能。

あったらいいけど無くてもいい。

 

 

こんなところでしょうか。

 

 

 

●HDD

ハードディスクドライブ。

データを長期的に保存しておく場所。例の銀色のやつ。

磁気を使って金属盤にデータが書き込まれるので、パソコンの電源を切っても保存され続ける。

 

大事なパーツだけど、振動や衝撃による故障も多いところ。

 

で、最近はHDDの円盤じゃなくて「フラッシュメモリ」という長期的にデータを保存できるメモリであるところの、SSDというパーツもある。

namamanaのMBPはSSDなのだそう。

 

★HDDの性能

1)記憶容量

100GBとか、300GBとか、1TBとか。

※1000MB = 1GB

 1000GB = 1TB

 

2)プラッタ枚数(プラッタ容量)

基本的には、容量が大きいHDDほどデータの読み書きが速い。

が、そうじゃない事もあるというお話。

 

例えば…

「100GBのHDD」でプラッタ枚数が1枚→プラッタ容量は100GB

 

「150GBのHDD」でプラッタ枚数が3枚→つまり50GBが3枚なので、プラッタ容量は50GB。

 

総量的には150GBの方が大きいけど、枚数の関係でプラッタ容量は100GBの方が大きいので、処理は100GBの方が速い。

 

3)回転速度

ディスクが回る速度。

7200rmp =1分間に円盤が7200回転。

速いほうが処理も速い、が、より発熱したり不安定だったり五月蝿かったりもする、ので、一概には言えない。

 

 

4)バッファ容量

HDDに内蔵されているメモリ(一時的にデータを保持する場所)。

キャッシュとも。

 

要するに、HDDはデータの読みと書きを同時にできないので、CPUが読みたいときにHDDが書き込み中で反応できない、なんてことが起こる。

 

それを回避する為に、例えばまだ書き込みが終わってないデータは一時的にバッファに取っておいて、CPUの命令を優先。

CPUの命令が無いときにバッファに取っておいたデータを処理する。

って感じ。

 

もちろんバッファ容量もたくさんあった方が良し。

 

 

SSD

=ソリッド・ステート・ドライブ

個体型ドライブ。シリコン・ディスクとも。

 

生まれた経緯としては、

技術進歩によってメモリの種類にも2GBや4GBといった大容量のとか、電気が無くても保存できるフラッシュメモリとかが出てきた。

→じゃあ、メモリでHDDみたいな保存用パーツ作れば良いのでは…

という流れでできたのが、SSD

 

HDDに比べて高速、低発熱、静音、省電力、頑丈、軽い。

で、そのぶん値段も高い。

 

ただ、SSDは寿命がある=書き込み回数が有限なので、長く使えば必ず壊れるという欠点がある。

(壊れるまでの平均時間の単位:MTBF)

 

SSDの種類

・SLC(シングル・レベル・セル)

 →1つのセルに1ビットだけ記憶できる。

 

・MLC(マルチ・レベル・セル)

 →1つのセルに2ビット以上記憶できる。

 

SLCの方が単純な分、速くて耐久性も良い。

MLCは、容量が多くて価格が安い。

 

MLCの方が重宝されていて、技術開発も進んでいる。

 

 

★最大読み出し速度/最大書き出し速度

SSDはHDDみたいに「回転速度」とか「プラッタ容量」といった目安がないので、商品だけ見ても性能がわかりにくかったりする。

 

そこで見るのが「MB/s」「IOPS」といった読み出し&書き出し速度の測定値。

200MB/s とか、 70000 IOPS とか。