フランス旅行の記録:6日目
9時に起きて9:45ごろに出発。
今日はシテ島からスタートして
- サントシャペル教会
- ノートルダム大聖堂
- ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)
- サントスタッシュ教会
- モンパルナスタワー
の順で行く予定。
我々はシテ島に初上陸した(一人だけど
メトロでベロー駅からシャトレ駅へ。
シャトレ駅、かなり迷路。新宿といい勝負。
いや、案内板が不親切な分、こっちのが業が深いな。
しかし割とよどみなく目的の出口に達する。
Change橋を渡ると、シテ島の入り口が見えた。
橋の上で韓国人と思われる美人のお姉さんに、写真を撮ってほしいと頼まれた。
道なりに歩くと裁判所らしきもの、その隣に今日最初のポイントであるサントシャペル教会があった。
ミュージアムパスを提示して、入場。
こぢんまりしてて、装飾は派手な感じだったなー。
見所はどうやら修繕中だったみたい。
その小さいお堂の中にまさかのお土産物屋林立。
これは6日めにして初めてだw
特にこれといったものは無いようにみえるけど、繁盛してたなー。
ノートルダム大聖堂は人、人、人。
向かう途中、るるぶで読んだ小鳥市がマジでやってたのでちょっと見物。
離れていてもピーピーとけたたましい鳴き声が聞こえてきてた。
全景を撮ろうとしていたら、日本人の真面目そうなお兄さんに声をかけられた。
近くにあるなんとかって教会が、金土日の朝に18人?だけ、塔のてっぺんに登れるそうで、それを狙っていったんだけど、間に合わなかったんだそうだ。
塔からはパリが一望できるらしい。
そんな感じで挨拶を交わして別れた。
ノートルダム大聖堂、広場が絶賛改築中らしく、無骨な足場がフォトシューティングを阻んでいた。
広場はスタジアムのようになっていて、そこから見下ろすとコミケ並の人々が入場に長蛇の列を作っている。
日曜のミサに少し参加してみた
日曜日なので、礼拝が始まるようだった。
せっかくなので、たくさんある椅子のひとつに座る。
聖書の文が書かれているっぽい、立派な紙が全員に配られた。
800~1000人ぐらいいたのかな。
錫杖みたいなものが鳴る音がしたら、全員起立。
僧侶たちがゆっくり入堂してきた。
先頭の人が、お香が入った球をぶんぶん振って歩いてて、透かし彫りの中からもうもうと白い煙が沸いていた。
これで通り道の魔を祓ってるのかな。。
30分ほど静かに聖歌や祈りの言葉を聞いて、席を立った。
椅子席を取り囲むようにキリストや聖者の像が並んでいる。
私も御礼にお布施を払って蝋燭をひとつ灯した。
ガイド本には、入り口すぐの階段から塔に登るって書いてあったけど、見た感じ登ってる人も階段も見なかったな。
まあいいかぁ。
相変わらず入り口は長蛇の列。
リサのおうちに向かうぞ
パリ市庁舎の前を通って、Quickなるハンバーガーチェーン店でランチと思ったが該当の店舗が見当たりません。
代わりにサンドイッチ屋さんがあったので、トマトとチキンのサンドとフランボワーズのタルトを頼んだ。
お水とセットで6.6ユーロ、お安いけどお水あるので個別で。
市庁舎前の広場で、ハトにパンを上げながら時間をかけて食べた。
タルトはまた後で。
ノートルダム大聖堂を出た通りからもう、ポンピドゥーセンターのものものしいパイプを連ねた外観が見えていた。
ポンビドゥーセンターは私の好きなキャラクターである「リサとガスパール」のリサが住んでいるっていう設定なので、聖地巡礼の意味も込めて行きたかったところ。
裏通り側が正門になっているので、回り込んで正面の広場へ。
この広場は大道芸人や露天商、ストリートミュージシャンが特に集まる場所になってるみたいだった。
ここがポンピドゥーセンターか!
入り口で荷物検査があって、少しWi-Fiをもらう。
あー、近代的施設、むっちょ落ちつく。
内装がカッコいいなあ。
オンリーワンって感じがする。
4階の国立近代美術館へ。
なんと5階の展示は改装中だかで明後日まで見れなくなっていた。
たぶんそっちには草間彌生の作品があったと思う。
6階は特設展示で、今はリヒテンシュタイン。
泣き顔の女性のキーイメージ、ポンピドゥーのレトロポップな感じにピッタリだ。
ミュージアムパスでは特設展を見れないようだけど、一応6階まで上がってみると、なかなかの眺望。
エッフェル塔なんか綺麗に見えた。
モンパルナスタワーもういいかな?と思ったけどもっと高いとこ、それも外から見たろーと思ってそこは決行。
めちゃくちゃ疲労感あってしんどいんで、適当な廊下にでてさっきのタルトを食べることにした。
ポンピドゥーセンターの誰もいない外の廊下で広場を見下ろしながらフランボワーズタルトを手づかみで食べてるシーンが地元っぽくて良かったです。
— なままな (@namamana) 2013, 9月 8
どうやら他に見どころもないようなので、一階のミュージアムショップへ。
いないなあーと思っていたリサとガスパールをようやっとここで発見!!
ポンピドゥーセンターが出てくる絵本「リサのおうち」があったので、これは記念に買い。
あと、なんだか素敵なストール(パレオ)があって、39ユーロはかなり迷ったんだけど、買ってみた。
柄もイイのが幾つもあって。
似合うだろうなってやつと、好き!ってやつがあって、逡巡のすえ好き!な方を選んだ。
時は16時半。
サントスタッシュ教会のパイプオルガン演奏
近くの教会で17時半からパイプオルガンの演奏があるそうなので、行ってみよう。
サントスタッシュ教会、何ここ素敵。。。
日曜の夕方だからか、あまり人がいなくて素晴らしい。
バラ窓も、建築もノートルダム大聖堂に負けないぐらい優美で荘厳。
ほとばしる穴場感!
ゆったり見て回って、17時半前に着席、演奏が始まるのを待つ。
定刻、後ろを振り返ったら立ち見がいるぐらいの盛況になってた。
8000本のパイプオルガン。
よい!
18時ごろ、終わって、行く途中にあったSUSHI屋に入る(またか
サーモンとマグロのちらし寿司を頼んだつもりだったけど、サーモンのみのが来た。まーいいや。
昨日と限りなく近くメニューを食します。
あまりに近いので写真を割愛する程度。
気にしてたのは欲しかった方のメニューの値段で請求されることだったけど、大丈夫だった。
15ユーロ以上じゃないとカードで会計できないとな。
そういう店もあるんだね。
旅の締めは、モンパルナスタワー。
最寄り駅から一本でモンパルナスタワーへ。
冴え渡るコンサル能力!
着いたモンパルナスタワー、展望ホールに着くまでは他の客を全く見なかった。
夜が近づくにつれ、人が増えていく。
でも世界中の観光客がこの街に押し寄せてるなかに、この人数はかなーり少ないと思った。
夕暮れから日没、暮れなずむ頃から夜景まで、しばらく寛いでいた。
ここからの眺めはホント最高で、私はこれからパリに来たらモンパルナスタワーにのぼんなきゃねって言いたい。
ふと思い立って、見える景色をひとつひとつ説明する動画をiPhoneで撮った。
ここにいない彼に宛てたムービー。大したことは話してないけども。
実は、take2だったりする。
あまりの強風で声が結構かき消されてたっていう。
あっ、これるるぶで読んだやつだ…
帰り、メトロ駅の改札で爺さんに声かけられる。
ほとんど理解できなかったけど、パス、だけわかった。
案の定というか、ウッ、無賃乗車したい人だ。。。
るるぶで読んだやつだこれ。
切符入れな?通んな?って言うんで、あー。。と思ったけど阻む術がない。
周りにも誰もいない。
仕方ないんで通ったらピッタリ張り付いて通ってった。。
Ok,Thankyou.
身なりは普通の人なのに、よくあるのかね。
そんな感じで、あとは問題なくホテルへ。
おやすみなさい。