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なままなが覇王の道を歩み始めたブログ。

高専DJ部のロゴを作った

あそなす君に誘われて、高専DJ部のロゴを作った。

 

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ラフ案を何パターンか見せて、好きと言われた案をブラッシュアップ。

OTAKU MODEなテイストで、ガリッと&キラッとした感じを目指した。

 

http://kosendj-bu.in/ にはまだ何もないけど、これからあそなす君で中身を考えつつ、私がビジュアルを決めてく感じで、ゆるゆるとやっていく予定です。

 

 

やっぱり、デザインって楽しいな。

フランスを旅して学んだことまとめ

 

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2013年9月3日~10日のフランス旅行について、一日ずつ記録を書いてきました。

 

「旅で人は賢くならない」ってのが持論なんだけど、それでも、国内にいたままじゃ分からなかったことが、いろいろと体感できた一週間だったと思う。

 

■物理的なこと

•スリッパは要る。

飛行機の中と、ホテルでも室内履きがなかったりするので、必要だった。

 

•歯磨き粉は要る。

歯ブラシは必須だけど、いつも歯磨き粉を使っている自分はそれも必要だった。

すっきりしたい~

 

•ウエットティッシュ、マスト。

どこに行ってもお手拭きはなかった。必須だと思った。

 

•ストールはマスト。

大判のストールは、マフラーにしたり膝掛けにしたり、便利。

カバンの上から羽織れば、ちょっと安心。

 

•安全ピンが要る。

ストールを留めるのに必要だった。

 

•爪を伸ばす習慣のない人は、発つ前に手足の爪を最短にしておこう。

足の方をぬかって、後半、気になってた。

 

•リュックは非推奨。

手があくのはいいけど、背後がどうしても気になった。

ショルダーバッグを前にして持つのが良さそう。

 

•リュックなら、前ポケットには何も入れないように。

入れてもティッシュとか、無くなってもいいものだけ。

 

•ポケットのあるボトムスに、丈の長いトップを羽織るのがすごい楽

だな~~と思った。

単にポケットある服だとスリが心配なので、自分しかめくらない丈の長いものを上に着とけば、利便性と防犯が両立できる気がする。

 

•お尻が不自由な人は、飛行機の席は通路側にしよう。

これは、よく考えれば分かることだった。。。

 

 

 

 

■考えとか

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•日本人とフランス人では、力の入れどころが違うのだなと思った。

日本人は人にどう思われるかとか、問題なくやっていくことにエネルギーを使うけど、こっちの人はそういうことにエネルギーを使わない代わりに、危機管理とか、自分の切磋琢磨とか、サヴァイヴすることに注力する感じがする。

横と縦の違いとも言えそう。

 

•やっぱり、不満より不安を選びたい。

ツアーですらそうだった。舵取りは自分だ。

 

•年を取っていくら時間とお金があったとしても、その時には行きたかった場所に行けないと思っておいた方がいい。

海外は些細なことが過酷だったりして、老体では満足に楽しめない可能性ありそう。

ツアーだとしても石畳とか階段が容赦なかったり、朝6時から夜0時近くまで動き続けたりしないといけなかったりする。

 

食事をおろそかにする者は人生の質を落とす。という言葉があるけど、そこまで大局的な話じゃなくても、自分で満足できる食べ物を食べることが、その日の気分に意外なぐらい直結してた。

残念な気分になるものを無理に流し込むぐらいなら、食べないのと結果的な幸福度はそんな変わらないかも。

 

•日本にいて、色んな人から「欧米は多彩な価値観を認める社会」って聞いてきたけど、それを初めて体感で理解した。

体感しなければほんとに何も分からない自分なんだなと思った。

ほんと、人は人。

フランス人のライフスタイルがあって、黒人の文化があって、中国人がいて日本人もいて。

違っていて当たり前。って感じがビシバシ伝わってくる。

これが、色んな時に人から言われてきた事のリアルだったんだな。

この体感は、のちのち自分の人生でじわじわ効いてきそうな予感がする。

 

•今回の旅行は、西欧の文化へのリスペクトを深化させたり、宗教の違いを越えた融和を体感する旅だった。

そしてその反面、自分自身のパーソナリティと、フランスという国との圧倒的な断絶も感じた。

 

いくら、いろんな建築や音楽を素晴らしいと思っても、私が現代の日本産の存在であることは変わりなくて、大聖堂や宮殿を一通り訪問した後の、現代建築・モンパルナスタワーで感じた安堵感や解放感は、それを自覚するのに充分だった。

 

(このタワーはパリにおいて、伝統を重んじる街に削ぐわないとして景観論争が起こったそうだ)

 

でもそれが何ってことじゃなくて、あー、好きで教会や宮殿を楽しく見てきて、でも最終的に立ってるのが現代建築の高層ビルの上で、そこで自分はWi-Fi拾ってTwitterでばかなハッシュタグを読んで、笑ってんだなぁ。としみじみ実感した。

 

世界の中の自分の立ち位置って言ったら大袈裟だけど、自分が一番生き生きする環境ってなんだろうって、考えるきっかけをもらったような気がする。

 

•なーんか海外の方が意外とのびのび暮らせていいのかもねぇなんて思ってしまった。

お金の問題はあるけど、意外と海外で暮らすって大層なことじゃないと思った。

ワーキングホリデーなんかやってみるのも、いい経験になりそう。 

 

■謝辞

最後に、この旅行に向けて様々なご協力・ご助言を頂いた方々に、厚く御礼を申し上げます!

 

  • @asonas
  • @arplants
  • ツアーコンシェルジュの藤田さん
  • EMIトラベルさん
  • JALの優しいCAさん達
  • Hôtel Donjon Vincennes さん
  • my parents

 

(順不同)

フランス旅行の記録:7日目

 

5時半に起きて、支度をして6時過ぎに出発。

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今度も念のため、あらかじめ朝6時にチェックアウトしたいって言っておいたけど、べつに断りいらないのかなあ。

 

ナシオンで乗り換え、問題の※2日目参照  ラファイエット駅へ。

違う道行きかけたけど、目印にユニクロがあったことを思い出して修正。

 

ガルニエ宮前の空港行きバス乗り場に、ちょうどバスが停まってた。

もう出る感じなのかな…?と思いつつ急ぎ足で近づく。

 

大丈夫そうなので運転手に10ユーロ払ってレシートをもらい、キャリーを荷物棚に置いて着席。うん、上出来。

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CDG(シャルル・ド・ゴール)空港に着いた

渋滞もなく45分ぐらいで着。

降りるべきターミナルもどこか知らなかったけど、適当に引き当てる。

 

JALのチェックイン、8時半からだそうで、30分ほど待ち。

日本へこれから帰る旨を伝えるなど。

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すべての手続きが終わって出発ゲートに着いたのが朝9時。

出発は11:30なので、あと2時間ほどだ。余裕をもちすぎました

 

お腹がすきました

近くにBioカフェ的なのがあったので、そこでラザニアみたいなものを買って食べた。

 

トマトソースにパクチーとかいろいろ変なスパイスが入ってるやつと、アップルジュース。

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定刻11:30に出発。

機内で観た「ファインディング・ニモ」で何回も泣きそうになるなど。

こんな話だったんだね・・・・・・反則だろうよ・・・・

 

あと「モテキ」も観た。

ドラマも漫画も見てないけど大変面白かった。森山未來の怪演++

 

羽田空港に翌日の朝6:30着。12Hのフライト。

乗り継ぎで北海道・新千歳空港まで行って、無事帰宅しました。

 

 

出迎えてくれた親に軽く土産話などして、昼間だけどおやすみ。

フランス旅行の記録:6日目

9時に起きて9:45ごろに出発。

今日はシテ島からスタートして

 

  • サントシャペル教会
  • ノートルダム大聖堂
  • ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)
  • サントスタッシュ教会
  • モンパルナスタワー

 

の順で行く予定。

 

我々はシテ島に初上陸した(一人だけど

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メトロでベロー駅からシャトレ駅へ。

 

シャトレ駅、かなり迷路。新宿といい勝負。

いや、案内板が不親切な分、こっちのが業が深いな。

 

しかし割とよどみなく目的の出口に達する。

 

Change橋を渡ると、シテ島の入り口が見えた。

橋の上で韓国人と思われる美人のお姉さんに、写真を撮ってほしいと頼まれた。

 

道なりに歩くと裁判所らしきもの、その隣に今日最初のポイントであるサントシャペル教会があった。

 

ミュージアムパスを提示して、入場。

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こぢんまりしてて、装飾は派手な感じだったなー。

見所はどうやら修繕中だったみたい。

 

その小さいお堂の中にまさかのお土産物屋林立。

これは6日めにして初めてだw

特にこれといったものは無いようにみえるけど、繁盛してたなー。

 

 

ノートルダム大聖堂は人、人、人。

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向かう途中、るるぶで読んだ小鳥市がマジでやってたのでちょっと見物。

 

離れていてもピーピーとけたたましい鳴き声が聞こえてきてた。

 

全景を撮ろうとしていたら、日本人の真面目そうなお兄さんに声をかけられた。

 

近くにあるなんとかって教会が、金土日の朝に18人?だけ、塔のてっぺんに登れるそうで、それを狙っていったんだけど、間に合わなかったんだそうだ。

 

塔からはパリが一望できるらしい。

 

そんな感じで挨拶を交わして別れた。

 

ノートルダム大聖堂、広場が絶賛改築中らしく、無骨な足場がフォトシューティングを阻んでいた。

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広場はスタジアムのようになっていて、そこから見下ろすとコミケ並の人々が入場に長蛇の列を作っている。

 

 

日曜のミサに少し参加してみた

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日曜日なので、礼拝が始まるようだった。

せっかくなので、たくさんある椅子のひとつに座る。

 

聖書の文が書かれているっぽい、立派な紙が全員に配られた。

 

800~1000人ぐらいいたのかな。

錫杖みたいなものが鳴る音がしたら、全員起立。

僧侶たちがゆっくり入堂してきた。

 

先頭の人が、お香が入った球をぶんぶん振って歩いてて、透かし彫りの中からもうもうと白い煙が沸いていた。

 

これで通り道の魔を祓ってるのかな。。

30分ほど静かに聖歌や祈りの言葉を聞いて、席を立った。

 

椅子席を取り囲むようにキリストや聖者の像が並んでいる。

私も御礼にお布施を払って蝋燭をひとつ灯した。

 

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ガイド本には、入り口すぐの階段から塔に登るって書いてあったけど、見た感じ登ってる人も階段も見なかったな。

 

まあいいかぁ。

相変わらず入り口は長蛇の列。

 

リサのおうちに向かうぞ

パリ市庁舎の前を通って、Quickなるハンバーガーチェーン店でランチと思ったが該当の店舗が見当たりません。

 

代わりにサンドイッチ屋さんがあったので、トマトとチキンのサンドとフランボワーズのタルトを頼んだ。

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お水とセットで6.6ユーロ、お安いけどお水あるので個別で。

 

市庁舎前の広場で、ハトにパンを上げながら時間をかけて食べた。

タルトはまた後で。

 

 

ノートルダム大聖堂を出た通りからもう、ポンピドゥーセンターのものものしいパイプを連ねた外観が見えていた。

 

ポンビドゥーセンターは私の好きなキャラクターである「リサとガスパール」のリサが住んでいるっていう設定なので、聖地巡礼の意味も込めて行きたかったところ。

 

裏通り側が正門になっているので、回り込んで正面の広場へ。

 

この広場は大道芸人や露天商、ストリートミュージシャンが特に集まる場所になってるみたいだった。

 

ここがポンピドゥーセンターか!

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入り口で荷物検査があって、少しWi-Fiをもらう。

あー、近代的施設、むっちょ落ちつく。

 

内装がカッコいいなあ。

オンリーワンって感じがする。

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4階の国立近代美術館へ。

なんと5階の展示は改装中だかで明後日まで見れなくなっていた。

 

たぶんそっちには草間彌生の作品があったと思う。

 

6階は特設展示で、今はリヒテンシュタイン

泣き顔の女性のキーイメージ、ポンピドゥーのレトロポップな感じにピッタリだ。

 

ミュージアムパスでは特設展を見れないようだけど、一応6階まで上がってみると、なかなかの眺望。

エッフェル塔なんか綺麗に見えた。

 

モンパルナスタワーもういいかな?と思ったけどもっと高いとこ、それも外から見たろーと思ってそこは決行。

 

めちゃくちゃ疲労感あってしんどいんで、適当な廊下にでてさっきのタルトを食べることにした。

 

 

どうやら他に見どころもないようなので、一階のミュージアムショップへ。

 

いないなあーと思っていたリサとガスパールをようやっとここで発見!!

 

 

ポンピドゥーセンターが出てくる絵本「リサのおうち」があったので、これは記念に買い。

 

あと、なんだか素敵なストール(パレオ)があって、39ユーロはかなり迷ったんだけど、買ってみた。

 

柄もイイのが幾つもあって。

似合うだろうなってやつと、好き!ってやつがあって、逡巡のすえ好き!な方を選んだ。

 

時は16時半。

 

サントスタッシュ教会のパイプオルガン演奏

近くの教会で17時半からパイプオルガンの演奏があるそうなので、行ってみよう。

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サントスタッシュ教会、何ここ素敵。。。

日曜の夕方だからか、あまり人がいなくて素晴らしい。

バラ窓も、建築もノートルダム大聖堂に負けないぐらい優美で荘厳。

ほとばしる穴場感!

 

ゆったり見て回って、17時半前に着席、演奏が始まるのを待つ。

 

定刻、後ろを振り返ったら立ち見がいるぐらいの盛況になってた。

 

8000本のパイプオルガン。

よい!

 

18時ごろ、終わって、行く途中にあったSUSHI屋に入る(またか

 

サーモンとマグロのちらし寿司を頼んだつもりだったけど、サーモンのみのが来た。まーいいや。

昨日と限りなく近くメニューを食します。

あまりに近いので写真を割愛する程度。

 

気にしてたのは欲しかった方のメニューの値段で請求されることだったけど、大丈夫だった。

 

15ユーロ以上じゃないとカードで会計できないとな。

そういう店もあるんだね。

 

旅の締めは、モンパルナスタワー。

最寄り駅から一本でモンパルナスタワーへ。

冴え渡るコンサル能力!

 

着いたモンパルナスタワー、展望ホールに着くまでは他の客を全く見なかった。

 

夜が近づくにつれ、人が増えていく。

でも世界中の観光客がこの街に押し寄せてるなかに、この人数はかなーり少ないと思った。

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夕暮れから日没、暮れなずむ頃から夜景まで、しばらく寛いでいた。

ここからの眺めはホント最高で、私はこれからパリに来たらモンパルナスタワーにのぼんなきゃねって言いたい。

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ふと思い立って、見える景色をひとつひとつ説明する動画をiPhoneで撮った。

ここにいない彼に宛てたムービー。大したことは話してないけども。

 

実は、take2だったりする。

あまりの強風で声が結構かき消されてたっていう。

 

 

あっ、これるるぶで読んだやつだ…

帰り、メトロ駅の改札で爺さんに声かけられる。

ほとんど理解できなかったけど、パス、だけわかった。

 

案の定というか、ウッ、無賃乗車したい人だ。。。

るるぶで読んだやつだこれ。

 

切符入れな?通んな?って言うんで、あー。。と思ったけど阻む術がない。

周りにも誰もいない。

 

仕方ないんで通ったらピッタリ張り付いて通ってった。。

 

Ok,Thankyou.

身なりは普通の人なのに、よくあるのかね。

 

そんな感じで、あとは問題なくホテルへ。

 

おやすみなさい。

フランス旅行の記録:5日目

 

8時半ぐらいに目が覚めて、ゆっくり準備して9時半に出発。

 

今日は

の流れを予定してます。

 

 

フランスの警察署に行ってきた

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まずTuileries(チュイルリー)駅まで行って、警察に盗難届を出してもらうよ。

 

昨日、ガイド氏に日本人慣れしてる警察署の場所を教えてもらったので超助かる。

 

ちょっと迷ったけど無事着いた。

・・・と思ったら暗い!?えっ閉まってる!?

 

ウッどうしよう。。。

と、向かいの堀に腰かけてたら、郵便局の人がやってきて、ドアを開けて入っていった。

 

図らずもこれで開いてることが分かったので(ラッキー賞)おじゃまします。

 

指さし会話帳的なもので、盗難届がほしいことをアッピール。

 

何枚か書類に英語で記入し、20分ぐらい警察の人がパソコンぽちぽちしてるのを待つと、盗難届の控えをもらえた。

ワーイ。

 

安定のスタバ。

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時は10時半過ぎ。

目星をつけていたラザニアのテイクアウトのお店を見つけたが、オープンが11時のようだった。

 

少し待ってみて、11時を過ぎても、案の定というか開く様子がない。

 

一組のカップルがお店のウィンドウをしばし覗き込み、去ろうとしていくので声をかけた。

 

すみません…あそこ閉まってます??

閉まってるわ。また後でだね。

おぅ。。。

しゃーないのですぐ側に見えたスタバへ。

おるわおるわ捕食を待つばかりの安心サンドの数々がぁ

 

適当なサンドとカフェラテを注文。

2人用のソファ席で食べ始める迷惑な客と化す。

 

 

こどもに取っ捕まるなど

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予定では、ここからRER(JR的なやつ)オルセー駅までタクシー…と思ってたが、見渡す感じ、乗り場がない。

 

フランスに流しのタクシーは無いそうだし、見つかるまで歩くか。

 

途中、乗り場見つけたんだけど車停まってないのともう近いよね…と思って、歩き切ることにした。

 

ほどなくして見えてくるセーヌ川

 

ホテル出た時は身が縮むほど寒かったけど、気持ちいい青空が広がってすっかりいい天気だ。

 

初秋の日差しを浴びたセーヌ川はきらきらと微笑んでいるようで、あー歩いて正解だったな~などと。

 

橋の上でハタチぐらいのインド系女子に話しかけられる。

 

車椅子のマークがあって、何か署名を集めてるみたいだった。

適当なことを書いてあげた。

 

それだけでサラっと離れられたので良いと思ったんだけど、オルセー駅に入るところでも同じ紙を持った子供が何人も立ってて…

 

同じようなことを書いたら募金が必要っぽいことを言われ、断ったけどしつこかったな。

 

中学生くらいの男の子に強めに食い止められたのでちょっと威嚇。

結局だいじょぶだったのでよかった。。。こわかった。

 

ホームに着いてリュック見たら前ポケットが開いてた。

んや自分が閉め忘れてただけかも?よく覚えてない。

 

でもなんか取り囲まれたような気がするから開けられたのかも。

中はティッシュとかなので。。。

 

やっぱりここには絶対大事なものいれちゃダメだな。。

 

 

RER Gare du Musée d'Orsay駅ホーム、人がいない

ヴェルサイユ宮殿行きと思われる列車が来たので乗り込む。

時は12時半。

 

ちゃっと見てすぐ帰って18時閉館のオルセー美術館・・・・がんばります。

 

 

ヴェルサイユ宮殿は広かった(白目)

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ヴェルサイユ宮殿、あ〜宮殿は一通り回ったよねと一息ついて地図よく見たら、ここ入り口じゃん!!!!???ってなった。

 

かなり急ぎめで回ったんだけどそれでも庭みる時間もないわ。。。?

 

ルーブル美術館でもナポレオンの客間の絢爛な感じがヤバかったけど、ここはそれが無限に続く。

そんな感じかなあ。急いでたのもあってこういうものか~って感じでした。

人物の撮影スポットとしてはいいと思う

 

お庭を回る汽車、プティトランの乗車場からちらーっと見えるお庭を眺めて、切り上げることにした。

 

途中でお水を買って、駅へ。

カルネの切符、使えないみたいだった。

パリからはこれで来たのに。

 

仕方ないので券売機だ。

本当にわからん、わからんけど9.9割の勘で、よどみなくピッピッと買う。

 

さっきまで分からなそうにウロついていた後ろの夫婦からは分かってる人に見えたのか、え、これって~、。。。って質問されたけどこっちは何言ってんのかが分かんないので逃げた。

 

列車の案内もまた不親切で、たぶん。。。ってやつに乗る。

15:10発。ギリ間に合えオルセー鑑賞~~~~

 

入ってくる人も

~~行きますか?いやわかんないです。みたいなやり取りしてて、皆全体的にわかってないw

 

走り出してすぐ、係員がきて切符をチェックしていった。

大丈夫だった。やたっ

 

すいません、オルセー美術館停まります??

停まるよ、大丈夫だよ。

 

 

ヨカッタ。

 

オルセーついたら2時間ないぐらいか。がんばろ。

 

誰だよオルセー2時間でもいけるって言ったやつ!!

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おいいいいい!!

ぜんぜん間に合わねーじゃねーか!!!

 

てか、オルセー美術館は最高だった!!!!!!!!

ルーブルの100倍アガった!!!!!!

 

写真NGなのがほんと惜しいな。

せめてメインフロアの風景写真だけでも撮りたかったなああ。

 

一番感動したのはゴッホ!!

「星降る夜」、最高すぎた。。。。。

 

オーディオガイドで自画像の説明聞いて、ゴッホの真っすぐで不器用な人柄が垣間みえてウッちょっと泣けてきた。。。

 

有名だよね~ぐらいにしか思ってなかった、ゴッホの絵、とても好きになった。

 

というか思ったのは、ゴッホに限らず、モネやルノワールセザンヌとか、世界的に有名とされる画家って、単にキャッチーとか分かりやすいとかって事じゃなかったんだなぁと。

 

美術系の学校でておいて恥ずかしいんだけど。

 

本物を見ると、なんだろう、桁違いの気迫があるというか。

他のあまりメジャーじゃない作家の絵と比べて、明らかに違う。

 

何が違うって言われると無学で困ってしまうんだけど。。

 

Anyway.

本物以外はサムネみたいなもので、知らないのとほぼ同じだなと思った。

 

本物はファンタスティック!

圧倒的実存!伝わる思い!

 

本物見ないと何も始まらないんだな。

 

他にもゴーギャン、ドガ、シスレーやガレの作品、モンサンミッシェルで見たミカエル像なんかもあった。

 

彫刻もたくさん展示されていて、これがまた良かった。

骨の髄まで現代人の自分が見てもPOPでクールで、洗練されてる。

フィギュアだよねこれっていう。

わーわー。

 

アールヌーボーの調度品やいろんな工芸品も面白かったし。

とても2時間では見きれないんですが。。。。。。

 

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閉館まで粘って、ショップもさらっと見ておわり。

 

興奮がやむと途端に疲れが…

疲労と空腹と目の疲れですごい形相になるなままな。

 

体を引きずるようにして飯屋を探すかとりあえず帰るか歩いて考える。

 

朝降りたチュイルリー駅の入り口を都合よく見つけられたので、じゃもう帰るかあ====3

 

なんか近くにSUSHI SHOPってあったよね。と思い、帰路へ。

時は19時前。

 

どうでもいいけど自分で意外なぐらい「左側通行」が身に染み付いてた。

あ。ってなる。

 

 

 

ホテル至近のSUSHI屋

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サーモンのちらし寿司が12ユーロ。

サラダとお味噌汁がついてる。

 

まあさ、添え物の味付けが好みじゃなかったりおざなりなのは許せるよ。

困るのは寿司ネタが良くない場合だよね。

 

その点、昨日の店もこの店も、添え物は微妙でもネタはまともだと思った。

どこ産かまではあまり考えたくないけども。

 

お味噌汁は今日のほうが美味しい。

 

時間をかけて完食。

終始お客が私1人だった。

中国人で、小学生の息子ひとりの三人家族なのかな。

 

 

ホテル帰って、しばらく休んでから、21時ごろに近くのスーパーへ。

財布と携帯だけ持ってプラプラゆっくり見て回るの、贅沢な感じあった。

 

お菓子とかフルーツのラインナップを冷やかしてから、大容量のお水とm&msを購入。

 

お水、値段書いてなかったんだけど、レシート見たら0.22ユーロってあって、えっ!?てなった。

 

安すぎない?

なんか知らないメーカーので、飲んだ感じあんま美味しいって感じじゃないから、なんか安いやつなのかもね?

 

m&msはあそなすさんのアドバイスで、道端で倒れそうなときのための食糧。

 

見たらメトロのホームの自販機にくまなく売ってて笑ったんだけど、スーパーだと225gが2.4ユーロでむっちゃお得。

 

メトロの自販機は110gが3ユーロとかだったかなあ。

 

水もだけど、わりと買う場所で値段が100円200円違うことが多いと思った。

 

 

帰って部屋から外を見たら、虹が出ていた。

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おやすみなさい。

フランス旅行の記録:4日目

6:45にモーニングコールが鳴り、7:15に朝食。

 

ジャストに食堂きたら、すでに全員始めてた。

見よう見まねで焼きたてのクロワッサンやバゲット、自家製ハムとチーズ、オレンジジュースなんかを取って食する。

 

地元の小麦使ってるんだものね。リンゴジャムも。

良い味だった。

 

 

昼のモンサンミッシェル散策

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小雨+風がびゅーびゅー吹いて、フル防寒でも寒かったな。

 

昨晩よりも奥へ進んで、内部見学へ。

 

メインの礼拝堂もすばらしかったし、あと撮れ高最強と思ったのは、ラ・メルヴェイユと呼ばれる列柱廊。

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修道士が瞑想して歩いた道だそうで、二重の柱の配置を微妙にずらしてあることで、柱が無限に続くような錯覚を生むそうだ。かなりクールである。

 

ここで初めてツアーの他のひと(娘2人と来たおばさん)に自分の写真を撮ってもらった。

 

 

突然のガチ礼拝

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11時ごろ、一時解散してランチまで自由行動。

遺跡を出ると外はしたたかに雨が降っていた。

 

どの部分に自分が立ってるのか分からなかったので、適当に道なりに下っていく。

 

ややしばらくすると、どこかから鐘の音がしてきた。

絶え間なく、ずっと鳴り続いている。

雨も止まない。

 

音がする方へ近づいてみると、ささやかな墓地が備わった、小ぶりの鐘楼が現れた。

 

墓地の中に少し失礼して、鐘楼に近づく。

明らかにここの扉の奥で、力強く鐘が鳴っている。

 

観光客が入る扉ではなさそうなので、引き返すと、陰に小さな礼拝堂への通用口があるのがわかった。

 

ん、よく見るとここ、お土産通り沿いにある、玄関にジャンヌダルクの彫像があった礼拝堂だ。

裏から入った形になる。

 

幾人かが椅子に座って祭壇を眺めていたので、わたしも傘を畳んで休憩した。

 

するとほどなくして、赤いポロシャツの係員と思われる男性が、何やら客に声をかけてきた。

 

まったくわからん。

 

なにか質問して、はいと答えた人は前の方に詰めて座り直した。

それに倣って前の方へ座る。

 

。。。ん?あれ?

あっ……

 

これ礼拝はじまるやつだ!

 

小さな礼拝堂で午前の礼拝が始まったようだった。

え、大丈夫なのかこれ?許可とかいらない?

 

てか、参加しているのが私を入れてたったの10人。

信じられる?

 

これだけの観光客が押し寄せてるなかで、この遺跡の一角で行われる礼拝に参加する人がたったの10人!?

むしろこれメインじゃないの!?…って感じ。

 

白髪の、髭を生やした牧師さんが現れた。

真っ白いコート?に緑のマフラー。(?

 

いつのまにか、鐘の音はやんでいた。

 

係員と思われた男性、牧師の補助的な役割で、オルガンを弾きながら聖歌を歌ったり、牧師に聖杯?や聖水?とかの道具を渡したりしてた。

 

30分ぐらい、そうやって、牧師がなにかお経文を唱えたり、聖歌を歌ったり(とても短い歌。)、なんかおせんべいを見つめながら喋ったり、そのおせんべいを割って食べて聖水?ワイン?を飲んだり(ごはん始めちゃったよ。。。と思ってた)してた。

 

なんか隣人を愛せよみたいなくだりがあったのか分からないけど、途中、参列者の隣同士が握手して微笑み合うシーンがあった。

 

最後列でぼっちしてた私にも、前の人たち(みんな老夫婦)が幸福そうな眼差しで微笑みかけてくれた。

 

びっくり&照れ笑い。

 

あとちっさいおせんべいも出てきて、1番前に座ってた人が代表してちっさいおせんべいを水につけて食べてた。(?

 

とか書いてますけど、雰囲気はほんと荘厳で。

(とても写真を撮れる感じでもなく)

 

自分は仏教、特に真言密教系を信仰しているんだけど、その教えでは、全ての宗教は大海に帰すとされていて。

つまりどの宗教も真髄はみな同じだという考え方。

 

牧師さんの声に耳を澄まして、気持ちを集中させるほど、体も心も深く祈りの中に入っていく感じがした。

 

よく平和の祈りって言うけど、自分は、突きつめた祈りには喜びも悲しみもないと思っていて。

 

自分流なんだけど、今日の祈りは何かを考えて念じるとかじゃなく、ただひたすら…なんていうのかな。

 

はるか高いところにあるものと通じるように、感覚を集中させた感じでした。

 

偶然こんな経験ができて、ほんとに良かったな。

 

 

「ふわふわオムレツ」とは 

集合に間に合う時間ギリギリ礼拝が終わって、いそいでお土産屋さんの狭い本通りを駆け下りてく。

 

満潮の海を裂く帰り道、振り返ると、自然と、ありがとうございました。という気持ちになった。

 

確かに、モンサンミッシェルという地には何かがあるみたいだった。

 

帰りのシャトルバスで、近くにいた30ぐらいの日本人男性、フランスに詳しいようで(というかツアーガイドなのかも)

隣のおばさんにメトロの治安の悪さを語っていた。

 

男女関係なくガタイのよくない人が狙われる。複数人でくるから逃げられない。

乗る前に車両の中を見て、やばそうな人がいたら車両を変えろ。全部やばそうなら見送れ。

と話していた。

 

おいおいおい脅すなよなんだその怖い話はーー。

普通に夜乗ってたっつうのーー。

そこまでじゃない、と思ったけど気をつけさせてもらいます。。。

 

 

無事に合流したあとは、名物らしい大きなオムレツの昼食。

 

砂ニンジン?のポタージュ、砂糖をまったく加えないのに強烈な甘み。

バゲットをちぎって入れて食べるとちょうどいい。

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オムレツ、卵白のメレンゲっていいうのかな。ムース状のやつ。

卵苦手なのでそれだけだとつらかったけど付け合わせのズッキーニがいい味だったので、それと塩を足して完食した。

 

食べ終わって私と、同行の夫婦の旦那さんの方だけが座ってるタイミングがあって、よく喋るガイドさんですよね、と話しかけられた。

 

そうですね~、アンケートになんて書こうかなって思いながら話聞いてますよ。w

などと会話した。

 

ツアー最後のポイント、港町オンフルール

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着いた。

さ~魚をほおばる猫がそこら中に~~・・・・いない‼

 

マジ駆逐されてるんじゃないかって疑うレベル。

 

一匹も見なかった。

 

その代わり犬めっちゃいる。

野良じゃなくて飼い主と散歩してる犬。

人口の1割は犬なんじゃないかってぐらい。(?

 

オンフルール、ハーバーの景色も素敵だけど、少し奥まった通りにひしめく色んなお店が面白かった。

 

特に画商が多いんだね。

なんでだろ?たぶん説明されてると思うけど寝てた。

 

ギモーブやドライフルーツの量り売りのお店なんか魅力的だったな。

 

ガイドの案内の最後に、希望者はお酒の試飲をさせてもらった。

 

小さなカップに、青リンゴのリキュール、カルバトス(とは??)、洋梨のリキュールを飲ましてもらった。

 

青リンゴのリキュール、すっ。。。ごい芳醇だた。

こんなの飲んだん、生まれて初めて。

ビビった。世界~~~。

 

フルサイズな瓶、16ユーロで売っていて、もし小さい瓶があれば買ってたんだけどなあ。

 

カルバトスは度数40度。

15年ものっていってたかな。

これまた超弩級、強烈。。。

 

原液でしょ的な。

さらに三杯目、洋梨リキュールの追い打ち。

 

まあ最悪ホテルに辿り着けさえすればいいので。。。。

石畳が激しいんで、足がガクッとならないよう細心の注意をはらった。。

 

あまり動き回らないようにしよと思って、来た道を戻ってショーウィンドウを眺めたり、港でぼーっとしたりして過ごした。

 

そんなこんなでツアー解散。

帰りの揺れる車内、よぼよぼの字でアンケートしこたま書いたった。

 

集合場所でもあったパレロワイヤルで解散。

 

夕飯どうすっかねーと思ってたところ、近くにスーパーあるよーって話だったので同行さんたちの一部とそこに行くことにした。

 

が、途中でひぐまっていうラーメン屋さんと江戸っ子っていう日本食屋さんが現れたんで、食いつくなままな。

 

一食最大15ユーロって思ってて、これまでだいぶ安上がりだったんで、13ユーロの刺身定食にきめた。

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店員さんは中国人、BGMはK-POPっていうカオスだったけど(w、

味はまずまず良いね。

食べれるお刺身でした。

お味噌汁とサラダのドレッシングはちょっと甘いかな。

 

内容はサーモン的なやつ、マグロ的なやつ、ヒラメ的なやつ、しめさば、タコ。

 

例によって量が多いのと、だんだん暗くなってきてモンサンミッシェルで立ち聞いた怖いメトロの話を思い出したのとで、箸が止まったタイミングでサクッとお会計。

 

しかし海外での日本食レストランにおける日本人としての自分のドヤっぷりはハイライトものだね。

ちょいちょい日本語挟めちゃうぐらいにしてね。

 

出たら急ぎ足で最寄りのメトロ駅へ。

 

ながーい乗車時間、壁を背に殺気だった眼差しで周囲を威嚇しながら立ち尽くす。

 

ホテルのチェックインも無事完了。

 

ごめん今日ネットワークに問題あって、Wi-Fiないわ。

隣のレストランならフリーWi-Fiあるからどうしてもだったらそれ使って。

だって。えー(´・ω・`)

 

 

ツアー前と同じホテルだったけど、今度の部屋は一人用なのかいろいろと簡素になってた。

 

ん、いや自分が予約でそれを選んだのかも?よく覚えてない。

前のは2人用の部屋だったんだな。

 

お風呂入りたいよねと思って、我慢するか迷ったけど、バスタブのあるお部屋に変えられない?って紙に書いて聞いてみたよ。

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そしたら、全部埋まってるから無理だって。

でも自分の日本人からパリジェンヌとしての進化(?が一歩進んだ気がした。

要求を通すっていう。。

 

 

長めにシャワー浴びて、おやすみなさい。

フランス旅行の記録:3日目

 

朝5時半に起きて、支度して6時にチェックアウト。

今日から一泊の現地ツアーでは

 

を回る予定。

 

ホテルをチェックアウト→集合場所へ。

朝6時ってフロントに人いないかも!?と突然心配になり、昨日の零時すぎに受付のお兄さんに聞いてみた。

 

明日の朝6時にチェックアウトしたいけど大丈夫?

問題ないよ。そんなに早くどこに行くの?

モンサンミッシェル

いいね。なにで?車?

ううん、ビュスだよ。ツアーなの。

 

というやり取りだった。

 

お代を現金で払い、チェックアウト。

現金のみで払うと案内されていたが、クレカでもいいみたいだった。

 

朝6時、マジで真っ暗。夜。

キャリーをゴロゴロさせてメトロに向かう。

 

車内では、日本人の二十代と思われる男子4人組が乗り合わせた。

 

こちらをチラチラ見てくる様子。

一様に疲れた表情をしていたが、1人が他の子たちをしきりに撮影、ノリノリでポーズを取る子たち。うぇ~い系。

 

現地ツアー、メンバー9名にてスタート。

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集合場所のパレロワイヤルは、即刻見つかった。

ツアーガイドの人と対面。

 

おっさん。

サービス業向いてなさそうなおっさん。

どっちかいうと大学講師みたいな感じ。

 

さっそく、行程表やマップ、それからガイドの声が離れてても聞こえるイヤホンが支給された。

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真っ暗の中、バスが到着し、キャリーを預けて乗りこむ。

参加者は9名。

 

 

シャルトル・ブルー!

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初めに着いたのはシャルトル。

世界遺産のシャルトル大聖堂は、ステンドグラスに使われる独特の澄んだブルーが「シャルトル・ブルー」と呼ばれている。

 

時刻は朝8時半。すっかり快晴の空。

大聖堂のステンドグラス、無敵感ある・・・・

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フランス入って初めての宗教施設。

まず巨大な柱廊と眩暈レベルの天井の高さに圧倒されるよね。。

 

シャルトルブルー、素晴らしすぎるのをばっちり写真に収めたいと思ったけど、機械の限界と技術の残念さで上手いこと撮れなかったかも~~~。

 

いいカメラが欲しくなるよねえ・・・。

 

大聖堂の周りものどかで静かで、手のひらにおさまるような小さくて美しい町、こんなところに住んでみるのもいいな~~なんてぼんやり思っていた。

 

ら、大聖堂の目の前にステンドグラスの学校があって、1年間フランス語を学びながら勉強できるとかって、ガイド氏が話していた。

ワーキングホリデーというやつ。

 

それ遊んでるのとなにが違うんだっていう。w なんかイイな~~

 

ロワールの古城その1:シャンボール城

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バスの中で、城内の見学はオプション料金って言って集金してるのを寝ぼけて聞いて、?いいや別に・・・って流してた。

 

しかし、バスを降りて現物のお城みたら、これは入っとくしかないでしょ~~~となり、ギリギリで別途入れてもらう迷惑な客。

 

この頃、縦方向のパノラマ撮影を初めて試し始めた。

なかなか良いかも。

 

出口の売店で、スパイスとかテリーヌが売ってて、興味深く覗いていた。

お菓子の絵が描いてある甘そうなミックススパイスがあったので、フランス語が全く分からないが購入。

 

レジの人がたまたま日本人女性だったので、それが何かわかりますか?と聞いてみた。

 

シナモンや生姜とか(もっと固有名詞言ってたけど忘れた)を合わせたスパイスで、お菓子を焼くときに混ぜたりするんだって。

いいやつじゃん、良かったね。紅茶にいれてみよう。

 

自由時間中にランチを食べなきゃだったんで、近くのオープンカフェでケバブサンドとカプチーノを頼んでみた。

 

Cappuccino」がずぇんずぇん通じないでやんの。。

 

後ろにいた中国人青年が言い直してくれて、でも分からなくて、さらにクレームなんたら~とも言ったらやっと通じた。

メニューにそう書いてあるのに・・・。

 

で出てきたケバブがwwww

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多いよ / 大きいよ!!www

 

と同時にバス車内が食事NGだったようなことを思い出しいきなり焦る。

しかも集合時間5分前。

 

急遽、手持ちの袋にケバブ突っ込んでカプチーノを飲みながら歩き始めた。

 

しゃーないから後ろの席で汚さないようにこっそりモグモグしてた。

意外と食べれる。

 

カプチーノと合わせて8ユーロとかだったんだけど、カプチーノもクリームが美味しかったし 2.3ユーロのコンビニサンドより数段よい。

 

金額に対する満足度って意味で、なるほど感ある。

 

ロワールの古城その2:シュノンソー城

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先ほどのお城とはまた違い、シックで優雅な佇まい。

周辺を広大な庭園が囲い、折々の草花が色鮮やかに彩る。

 

というか本日、むちゃくちゃ暑い。

33度ぐらいでなにせ日差しが強烈。。

ツアー客の誰も「暑い」というワードを出さないのが不思議だった。

 

城内、地下にあるキッチンが1番おもしろかった。

ナウシカに出てくる地下の庭?を思い出した。

 

モンサンミッシェルに至る道

その後は、しばらくバスでモンサンミッシェルに向かう時間。

すよすよ。

 

本日のホテルが近づくにつれ、見渡す限りの田園風景。

山という山が一切ない。

何よりびっくりしたのが、ほぼ街灯というものがない!

 

時は夕暮れ、空は濃く霞み、色彩は虹色の様子に、夢幻の世界に迷い込んだようだ。

 

次第に、北海道でいうところの登別的な地域に入っていった。

宿場町。小さなホテルが林立している。

 

ホテル、小さくて可愛いホテルって書いてたけど確かにそうだな。

着いたら荷物置いて、即ディナー。

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↑前菜。

 

こちら、美味しくて大変まともだったので、テンションがマイナスからプラスにあがった。(やっと)

 

食べ終わったら厚着をして、夜のライトアップのモンサンミッシェルへ。

 

夜のモンサンミッシェル is ファンタスティック!

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実はシャルトルがメインで次にモンサンミッシェルって思ってんだたけど、これはすごーーーくファンタスティックだった。

 

ここまでの流れで1番の感動。

 

遠景で見るのも素晴らしかったし、中に入ってもさらに凄かった。

 

お土産屋さんが立ち並ぶ狭い通り、夜だから当然やってなくて、街灯だけが石畳や看板を照らしていて、西洋ファンタジーの世界に入り込んだみたい。

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シャルトルでも少し感じたけど、ここは格が違う感じで、なんていうか、魔法の力が流れてる感じがした。

んー、魔法っていうと語弊があるかな。

 

日本でも由緒ある神社なんかに行くと、静謐で張りつめた、清らかな気を感じるのだけど、それとはまた別の、それの西洋版。

 

ハリーポッターとか、指輪物語とか、ファンタジー系が好きでその世界に行きたいと思ってる人は、モンサンミッシェルに行くといいと思う。特に夜の。

 

ここは個人でまた、来れたらいいな。

 

夕食で飲んだ地物のアップルシードルが効いてて、いびつな石階段の昇り降りが相当おぼつかなくてヤバかった。

というか疲労が限界だった。だが機嫌はすこぶる良かった。

 

帰りはCalla SoiledのORBITAL(Instrumental Version)

を聞きながらモンサンミッシェルを眺めて歩いた。

Calla Soiled - THREELAYERSTRUCTURETHEORY

 

 

お部屋でちょっとネットして、限界を堪えてお風呂、荷づくりしておやすみ。